ピアノの再生の物語 〜 その2。(No.894)









単にピアノの音が出なくなったっていう話を

ずいぶんと引っ張って長い話にしちゃったな〜。

反省〜。(全然反省する気なし)



修理にどの位かかるのか知りたくて、

KAWAI にメールで問い合わせました。

実は以前にも一度修理をしたことがあって、

その時は鍵盤の一部がカタカタ変な音をたてて、

修理に確か¥22,000ほど掛かった。

今度の修理で結構な修理代が掛かるようなら、

買い替えも検討しないといけないし・・・



次の日に電話で回答がきて2万円から2万5千円くらいということだった。

う〜ん、結構な出費だけど新しい物を買うことを考えたら仕方無いか。

明日修理で近くを通るのでどうでしょうかと言うのでお願いすることに。

思った以上に直ぐに解決しそうなので喜んだんだけど、

実はそれ以上に良かったのが電話の対応で、

まあ、相手は男性なんだけど、ものすごく感じが良かったわけです。

ほんの数分話しただけだけど、すごく好感が持てて、

あ、この人にならぜひ修理をお願いしたいと思うほどに感じがいい電話だった。



昔、アルバイト時代やサラリーマン時代に

結構仕事で電話対応していたことがあって、

顔が見えない声だけのやり取りの中で、

ものすごく感じのいい人がいる反面、

電話に出て、たった3秒で人を不快な気分にさせる人とか。

中には、初めて話すんだけど、もしかして、

あんた昔から俺に何か恨みでもあんのか?

と思わせるくらいにこちらを不愉快にさせる人とかいますもん。



まあ、実際にはどうだかわからないわけで、

すごくぶっきらぼうで横柄な声の持ち主が、

本当は人懐っこくて良い人かもしれないし、

すごく優しくて魅力的な声の持ち主が、

本当はものすごく腹黒い人かもしれない。

でも、実際にやり取りするのは電話の中の声だけなんだから、

初めての相手に電話で不愉快な思いをさせる人間だけにはならないぞ!

と強く心に決めたのでありました。

あ、話が逸れたな。



というわけで、KAWAI のアライさんがものすごく感じが良かったわけで、

修理も何も終わってないのにそれだけで気分が良くなってしまったわけです。

アライさんが女性だったら恋に落ちてたかもしれん。



感じのいいアライさんを迎えるんだから、

こちらもできるだけの熱烈歓迎をしたい。

という思いで、

なるべく修理がしやすいように、

気分良く修理ができるように、

壁にピッタリくっついていたKAWAI PW970を

ズリズリと部屋の真ん中に移動。

背面はものすごいホコリだらけで結構掃除が大変でした。



そしてアライさん登場。

うん、やはり想像した通りのジェントルマン。

決してハンサムではないけど、

若くはないけど、

おじさんだけど、

好印象。

おじさんがおじさんに好印象。

うん、あまり素敵な場面ではないけどね。



残念なことに背面は開けずに上がフタみたいになっていて、

ネジを数本外して簡単にオープン。

どうやら基盤のリレースイッチ部分が壊れているらしく、

つまり、デジタルピアノのピアノ部分というよりは、

デジタル部分の修理になる様子。

ハンダごてが登場して電子部品を交換。



実は交換中に奇蹟が起きたのです!

三毛猫タマは結構ビビりでして、

他人が家に入り込んでくると、

絶対に別の部屋の隅っこに隠れて出てこないんですけど、

アライさんが修理してると部屋を覗き込んで、

さらには静かにアライさんに近づいて、

なんとニオイをかいでるじゃないですか!

タマに気づいたアライさんが人差し指を出すと、

鼻を近づけて自ら鼻タッチ!

もうこれは奇蹟としか言いようがありません!

アンビリーバボー!

あんまり驚いたので、

「珍しいですよ!ビビりなんで他の人には絶対近づかないんですよ!」

と言うと、

「うちも猫飼ってるからじゃないですかね〜。」と。

おお!さすがアライさん。

あんたも猫好きなんですね!

三毛猫タマもさすがだな。

おまえにもアライさんの良さがわかるんだな!

ああ、やっぱりおまえは可愛いやつだ!



そして部品交換完了。

交換後にピアノを鳴らして音を確認。

その試し弾きをアライさんが右手だけでタラララ〜とやったわけですけど、

流れるようにツゥラララ〜って弾いたんですけど、

アライさんが女性だったら恋に落ちてたかもしれん。



アライさんはきっと音大のピアノ課を卒業して、

ピアニストを目指していたんだけど、

やはり超一流のピアニストは狭き門なわけで、

いや、本当は将来有望視されていたんだけど、

バイクの事故で左手がうまく動かなくなってしまって、

一度は絶望の淵に立たされたんだけど、

やはりピアノを愛する気持ちを裏切るわけにはいかなくて、

流れ流れて、今こうしてKAWAI のカスタマーセンターで働いているわけで。

アライさん、あんたの話泣けるわ〜!

って、いかん妄想が過ぎたわ。



そんなわけで、アライさんは、

「次に行く修理も同じKAWAI PW970なんですよ。」

って麦茶を飲みながら言ってました。

そんなわけで、12年前に製造されたKAWAI PW970 が再生されました。

まだまだ使えますって。

わ〜い!

アライさんありがとう!

そんな感動的なピアノの再生の物語。

これにて完。

って、長すぎるよ!







きょうのBGM:サザンオールスターズ - 私はピアノ



きょうのタマ







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  • 2017.08.23 Wednesday
  • -
  • 12:04
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コメント
人あたりも猫あたり?も良くて、田口さんとタマちゃんも認めるKAWAIのアライさん!
田口さんの素敵妄想ほどドラマチックな人生でなかったとしても(笑)これからもがんばってほしいですね。
  • ちか
  • 2012/09/01 10:44 AM
オジサンがオジサンに好印象(笑)
アライさんに恋に落ちなくて良かったですね(笑)
  • ろーわんずくりーく
  • 2012/09/01 10:49 PM
ちかさんへ
アライさん、いったいどんな人生を歩んできたのでしょうか?
あ〜気になる。
でも、もう、アライさんの顔忘れちゃいました(笑)

ろーわんずくりーくさんへ
いや〜本当にアライさんが女性じゃなくて良かったです。
もしくは僕が女性じゃなくて良かったです。
いや、実に危なかったわけで。
  • 田口
  • 2012/09/06 1:16 AM
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profilephoto 田口。東京出身で千葉県在住。 1日の半分以上は音楽のことを考えてる。 Appleとコーヒーと猫がかなり好き。 そしておもしろいことが好き。 リンクフリーですよー。 お気軽にコメント下さいねー。 MikenekoTaguchiをフォローしましょう

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